• 安全な輸血療法と細胞療法を目指して

    細胞採取(アフェレーシス)

     

     

    当部では血液成分分離装置を用いて、各診療科が治療で使用する細胞成分の採取を行っています。

     

     

     

     

    血液成分分離装置とは

     

    患者様の血液を採血しながら機械の中で遠心し、血液を各成分に分離します。

    その中で必要な成分だけを分離バッグの中に集めて、その他の血液成分は患者様に返血します。

    採血したチューブを使って返血する方法(片腕法)と2本のチューブを使用し、片方から採血してもう片方で返血する方法(両腕法)があります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    全血で採血する献血と異なり、赤血球や血漿などの成分は戻すので、採取後に貧血になったりすることは殆どありません。

    但し、血液を凝固させないように抗凝固剤を使用しますので、その抗凝固剤も患者様の体に入る事で唇や手先のしびれ等の副作用(クエン酸中毒)を起こすことがあります。

    この副作用は採取終了後数時間(個人差はあります)で消失します。

     

    当部で取り扱う血液成分分離装置の種類

     

    機種名 主な使用用途
     Spectra Optia  末梢血幹細胞採取、骨髄濃縮
     ヘモネティクス CCS  癌免疫療法の単核球採取
     血液濾過装置 ADP-01  腹水・胸水の濾過濃縮