腹水濾過濃縮再静注法(CART:Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy)とは肝硬変やがんなどによって貯まった腹水(又は胸水)を濾過濃縮して、アルブミンなどの有用なタンパク成分を回収し、患者様自身に投与する治療法です。
当部で濾過濃縮した製剤を患者様に戻す前に、その製剤が安全かどうか安全性確認検査(エンドトキシン検査と遊離ヘモグロビン検査)を実施します。また、血液製剤の輸血と同じバーコードシステムを使用し、製剤の取り間違いが生じないような対策を行っています。
(現在この業務は休止中です)
ドライアイ患者の治療に使用するため、患者様本人の血清を生理食塩液で4倍に希釈した点眼液を調製します。