• 安全な輸血療法と細胞療法を目指して

    全国的な静注用ヒト免疫グロブリン製剤が続いていますが、その対策として2024年2月に以下の通知がありました。

    「今般、免疫グロブリン製剤の需要拡大を受け、厚生労働省医薬局血液対策課と協議のうえ、武田薬品工業株式会社と一般社団法人日本血液製剤機構が製造・販売を行っているポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン「献血グロベニン® -I静注用2500mg 、5000mg 」と「献血ヴェノグロブリン® IH10% 静注」を、CSLベーリング株式会社が製造・販売を行っている「ピリヴィジェン® 10%静注」が適応を有する効能又は効果にて代替使用をお願いする運びとなりました。 つきましては、「献血グロベニン® -I静注用2500mg、5000mg 」、「献血ヴェノグロブリン® IH10%静注」の代替として「ピリヴィジェン® 10%静注」の使用をご検討いただきますようお願い申しあげます。 なお、「ピリヴィジェン® 10%静注」につきましては、特に高容量規格(ピリヴィジェン® 10%静注 20g/200mL、10g/100mL)を優先して疾患に合わせて適切な規格をご使用いただくようお願い申しあげます。(武田薬品工業株式会社、一般社団法人日本血液製剤機構、CSL ベーリング株式会社)」

    当院においては上記お知らせより先行して、2023年10月より「ピリヴィジェン10%静注」の供給を開始しており、代替使用を積極的に取り入れることにより、製剤不足に対する対応をしております。


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